平安時代, 一木造, 如来, 仏像, 奈良県

恵心僧都・源信といえば、『往生要集』を著したことで知られる。この書は、後に法然や親鸞へと受け継がれ、平安末期からの浄土信仰の広がりへとつながっていくことになる。その源信が生まれたとされているのが阿日寺(あにちじ)である。

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天平時代, 室町時代, 寄木造, 木心乾漆像, 菩薩, 建築, 仏像, 奈良県

前回のエントリで取り上げた旧白米寺収蔵庫からは、北西に3キロほど、車で10分ほどの場所にあるのが額安寺(かくあんじ)である。以前よりこちらの虚空蔵菩薩像のことはよく耳にしているのだが、なかなか訪れる機会に恵まれないままであった。今回、 ...

弘仁・貞観時代, 藤原時代, 一木造, 寄木造, 定朝様, 如来, 菩薩, 明王, 天部, 仏像, 奈良県

生まれてこの方、奈良に通うようになってからずいぶんと長い年月が経っているが、その多くは奈良市、斑鳩町、桜井市、室生村、明日香村など、著名な寺院や遺跡のある場所だ。それ以外の場所というと、あまり知らないのが実情である。

今回 ...

仏像, 奈良県, , 風景

春は花の季節。巷にも花は咲き乱れ、気温も暖かくなり日差しも明るく、新たな生命の息吹を感じて何だか幸せになる季節である。

お寺というのはその性質故か、四季を通じていろいろな植物の風景を見せてくれるようにできているようで、春は ...

近畿地方, 江戸時代, 寄木造, 菩薩, 天部, 地域, 仏像, 奈良県

大仏殿ではつい巨大な大仏さんにばかり目がいってしまうところ、今回はその脇を固める仏たちを見ていきたいと思う。

大仏殿って大仏さんだけじゃないの?と思う人もきっとたくさんいるだろう。正直なところ、私も長年奈良に通い何度も大仏 ...

近畿地方, 天平時代, 鎌倉時代, 江戸時代, 銅造、金属製, 如来, 建築, 仏像, 奈良県

 

奈良といえばやはり何と言っても東大寺であり、そしてやっぱり奈良の大仏である。

私にとって東大寺はトップクラスに好きな寺院であり、よく訪れるが、大仏殿にはあまり入らない。

もちろん、大仏 ...

藤原時代, 寄木造, 定朝様, 如来, 菩薩, 仏像, 京都府

大原は京都市街からは北東の方角へと一山越えたところにあるのどかな山村である。比叡山のすぐ下ということもあり、もともと天台系の寺院が多い地域である。

大原へは一昨年の秋に訪れたが、その時は、宝泉院の秋の夜間拝観のためだった。 ...

鎌倉時代, 寄木造, 如来, 菩薩, 慶派, 建築, 仏像, 京都府, 快慶, 肥後定慶, 行快

 

私は両親の趣味からして仏像に物心つく前から触れる機会に恵まれてきたが、自分でお寺巡りをするようになった中学生の頃、奈良にばかり行っていた自分が今度は京都に行こうと思い立った。父に「京都で仏像というと広隆寺とい ...